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【サイン本】ことぱの観察
¥1,980
#予約商品˗ book┆選書テーマ 【サイン本】ことぱの観察┆サイン本 あらすじ 文芸の世界で最も注目を集める作家が挑んだ、言葉の定義をめぐるエッセイ集。 「好きになる」「さびしさ」「つきあう」――。日常で何気なく使っている言葉で私たちは、他人と「本当に」分かり合えているのだろうか。一つ一つの言葉が持つあいまいさや脆さを鋭く見抜き、記憶や経験、痛みや喜びの「手ざわり」からその意味を結び直す。他人や、自分自身や、そのあいだにある関係を観察した日々の、試行錯誤の記録。 ある言葉があって、同じ言葉を使う他人がいる。しかし、お互いにほかの文脈を持っていて、ほかの意味を考えている。だから会話が食いちがい、ときに関係がうまくいかなくなるのだ。定義をしながら、そしてその不完全さを思いながら、いつも感じてきたことがある。言葉がわたしの中である意味をむすぶとき、そこにはわたしの記憶や、経験や、痛みや喜びの手ざわりが、どうしようもなくまとわりつく。そしてきっと、他人の使う言葉には、彼らの記憶や、経験や、手ざわりが、同じようにまとわりついている。(「観察」より)
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あかるい花束(著者サイン本)
¥1,870
ˏˋ #著者サイン本ˊ˗ book┆選書テーマ あかるい花束┆推しの1冊 あらすじ 8刷累計2万部を突破した『水上バス浅草行き』から2年、 待望の第2歌集を刊行いたします。 2拠点生活の中で詠まれた歌266首と、 装丁の鈴木千佳子さんによる花の絵を束ねました。 【収録歌より7首】 わたしもう、夏の合図を待っている 冬至の長い夜からずっと ただしくよりたのしく歩く 光ってる水が見たくて すこし小走り 本当に正しかったかわからない決断たちよ おいで、雪解け 乱丁のある文庫本抱きしめる 愛すよたったひとつの傷を あなたと過ごした日々は小さな旅だった 空っぽの花器の美しいこと スパイスは火花に似てるわたしからわたしへ送る強い喝采 しゅくふくとはじける泡が光ってる 祝福 きみにはじめましてを 〰︎〰︎〰︎ⓑⓞⓞⓚ ⓘⓝⓕⓞ〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎ 本┆あかるい花束 出版社┆ナナロク社 著者┆岡本真帆 価格┆ ¥1,870 〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎ 著者プロフィール 岡本真帆(著) 1989年生まれ。高知県、四万十川のほとりで育つ。 未来短歌会「陸から海へ」出身。 2022年に第一歌集『水上バス浅草行き』(ナナロク社)を刊行。
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おくれ毛で風を切れ(著者サイン本)
¥1,980
SOLD OUT
ˏˋ #サイン本ˊ˗ book┆選書テーマ おくれ毛で風を切れ(著者サイン本)┆推しの1冊 あらすじ 「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト第2位 『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』の 著者による日記エッセイ まだまだあった前回未収録作に加え、書き下ろしを含む新たな日記を収めた第2弾 母・息子・娘、3人暮らしの、愉快で多感な日々 「暮らして、暮らして、暮らしきる」 【推薦】 日記文学のオールタイム・ベストに加えたい。 ――牟田都子(校正者) 実在する優しい日々が私の心をほぐしてくれました。 古賀さん! こっちまで幸せになっちゃいますよ。 ――藤原麻里菜(「無駄づくり」発明家) 〰︎〰︎〰︎ⓑⓞⓞⓚ ⓘⓝⓕⓞ〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎ 本┆おくれ毛で風を切れ(著者サイン本) 出版社┆素粒社 著者┆古賀及子 状態┆新品 〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎
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ちょっと踊ったりすぐにかけだす(著者サイン本)
¥1,870
SOLD OUT
ˋ #推しの1冊 book┆選書テーマ ちょっと踊ったりすぐにかけだす┆推しの1冊 あらすじ 『本の雑誌』8月号にて 「2023年度上半期エンターテインメントベスト10」第2位に選ばれました!! ウェブメディア「デイリーポータルZ」編集部員・ライターの著者による 大人気ウェブ日記を書籍化。書き下ろしを含む2018年から2022年までの日記より、 103日分をあつめた傑作選がついに刊行! 母・息子・娘、3人暮らしの 愉快で多感な〈日記エッセイ〉 〰︎〰︎〰︎ⓑⓞⓞⓚ ⓘⓝⓕⓞ〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎ 本┆ちょっと踊ったりすぐにかけだす 著者┆古賀 及子 出版社┆素粒社 価格┆ ¥1,870 状態┆新品 〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎ 著者プロフィール 古賀 及子(著) 1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。ライター、編集者。 2003年ウェブメディア『デイリーポータルZ』にライターとして参加、2005年同編集部に所属。『納豆を1万回混ぜる』『決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで』『アイドルの話はプロレスの話に翻訳できるか 〜文化にも通訳が必要だ〜』などを執筆。 2018年10月はてなブログで日記の毎日更新を開始し、2019年からは同人誌としての頒布も行う。日記は現在もnoteに不定期で更新している。
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オールアラウンドユー(著者サイン入り)表紙グリーン
¥1,980
SOLD OUT
ˏˋ #推しの1冊ˊ˗ book┆選書テーマ オールアラウンドユー┆推しの1冊 あらすじ 詩の神に所在を問えばねむそうに答えるAll around you 歌人・木下龍也、待望の第3歌集。 一輪挿しの花のような短歌123首を、 布張りの本に大切に納めました。 特別栞として「詩人・谷川俊太郎との対談(抄録)」を挟み込み。 収録歌より7首 昔より優しくなった死にたさに「どうしたんだ?」と問いかける夜 波ひとつひとつがぼくのつま先ではるかな旅を終えて崩れる はなびらはやさしい地雷 踏むたびに胸のあたりがわずかに痛い 雪だったころつけられた足跡を忘れられないひとひらの水 目を上下上下上下と動かして百年前の詩をうすくむく ひっぱってくれるタイプの犬だったときおりぼくにふりむきながら 鈴を手で包んでそっと揺らしたらちいさくにぶいぼくだけの音 〰︎〰︎〰︎ⓑⓞⓞⓚ ⓘⓝⓕⓞ〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎ 本┆オールアラウンドユー 著者┆木下龍也 出版社┆ナナロク 価格┆ ¥1,980 状態┆新品 〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎ 著者プロフィール 木下龍也(著) 1988年、山口県生まれ。歌人。 2013年に第一歌集『つむじ風、ここにあります』、 16年に第二歌集『きみを嫌いな奴はクズだよ』(ともに書肆侃侃房)を刊行。 18年に岡野大嗣との共著歌集『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、 19年に谷川俊太郎と岡野大嗣との詩と 短歌の連詩による共著『今日は誰にも愛されたかった』、 20年に短歌入門書『天才による凡人のための短歌教室』、 21年に歌集『あなたのための短歌集』(すべて、小社)を刊行した。 同じ池に二度落ちたことがある。